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NLP前田のブログです


by maedatadashi

チャンクを合わせる

1本の木を見て、さらに細かく見ていくと、木には幹があり、枝があり、葉ががあるのが分かります。
このように、より細かくみていくことをチャンクダウンと言います。

1本の木を見て、さらに大まかに見ていくと、森があります。
このように、よりおおまかにみていくことをチャンクアップと言います。

チャンクとは、もともと、コンピュータ用語で、「塊」という意味です。

同じものであっても、チャンクダウンしたり、チャンクアップすると、見方が変わってきます。


コミュニケーションをするときは、チャンクを相手に合わせることが大切です。


チャンクを合わせる_a0233953_1619087.jpgたとえば、洋服の店員だとします。

お客さんが来て、白いセーターを見たとします。

チャンクダウンすると、「このセーターの素材は・・・」といった説明になります。

チャンクアップすると、「今日はどのようは洋服をお探しですか?」といった質問をすることができます。


たまたま白いセーターを見たとしても、まだ、セーターを買うかジャケットを買うか決めていないかもしれません。

そのときに、いきなり素材の説明をしても、お客さんとはいいコミュニケーションがとれません。


逆に、目にした白いセーターに興味があるのに、「どのような洋服を・・・」と言われても、ピンとこないでしょう。


どのチャンクが相手にあうのかどうかは、ケースバイケースです。
相手を観察して、柔軟にコミュニケーションすることが必要です。
# by maedatadashi | 2012-02-09 16:09
2011年の総括&年末年始のご挨拶

2012年になりました。
あけましておめでとうございます。

昨年も多くの方にお世話になり、ありがとうございました。

今年もまたよろしくお願いいたします。
# by maedatadashi | 2012-01-01 00:01

人間関係を改善する

人間関係で大切なことは、「自分と人は違う」ということを、どれだけ、心の奥深くで、細胞の1つ1つで理解しているか、ということだと思います。

「自分と人とは違う」というのは、言葉にするとシンプルであり、「だから何だ?」といった反応すら起きることかもしれません。

しかし、これを、心の底から理解できているかというと、なかなかそうではないと思います。

心の底から、というのは、「健康が大切です」という言葉で考えると分かりやすいかもしれません。
「健康が大切です」という言葉は、こどものころから知っている言葉であり、そこに目新しさはありません。
しかし、「健康が大切です」という言葉を、心の底から理解しているかというと、たとえば、病気になったりして、はじめて、そうなるのです。
それが、頭で理解しているだけなのか、心の底から理解しているか、という違いです。
頭で理解しているだけだと、実際は健康を害するような行動であっても、つい、してしまいます。
心の底から理解している、日々の生活から、健康を大切にします。

「自分と人とは違う」。

これを頭で理解しているだけだと、人間関係でトラブルが起きます。
相手は自分と同じ考えだ、あるいは、自分と同じ考えをもつべきだ、という前提で接すると、人間関係で軋轢が生じるのです。

NLPでは、「地図は領土ではない」などと言ったりもしますが、それを理解するのが大切です。
# by maedatadashi | 2011-12-05 01:14

心を動かす音の心理学

「心を動かす音の心理学」によると、感情が動くスピードが速いのは、視覚からの情報より、聴覚からの情報だそうです。

たしかに、「感動」というレベルで考えると、視覚より、聴覚かもしれません。
絵を見て感動ということは少なくても、話を聞いて感動ということはあるように思います。

人の情報の大部分は視覚からだと言われていますが、より心の中に入ってくるのは聴覚なのでしょうか。

NLPでは、五感の鋭敏性を高めていきます。すると、これまで、あまり使っていなかった五感の鋭敏性が高まります。

五感は、だれもが持っていますが、同じように使っているわけではないのです。
視覚優位の人もいれば、聴覚優位の人もいます。

そのことに気づくと、世界が広がります。

また、視覚優位の人同士はコミュニケーションがスムーズで、聴覚優位の人同士もコミュニケーションがスムーズですが、視覚優位の人と聴覚優位の人はコミュニケーションが起きがちです。

相手の優位な感覚に合わせることができると、コミュニケーションが円滑になります。
# by maedatadashi | 2011-09-13 09:46

知るだけで全然違うこと

NLPには、いろいろなスキルがあります。

その中には、トレーニングを重ねることで、少しずつ上達していくものもあります。

しかし、1度学んでしまうだけで、トレーニングをしなくても、ある程度できてしまうものも多いです。
こういうスキルは、まさに、知っているか、知らないか、それだけの違いが、大きな違いとして結果をもたらします。


それに対して、世の中には、知っているだけでは役立たないものがほとんどです。
たとえば、「時間管理術」にしても、「健康食事法」にしても、知識として知っているだけでは、役に立たず、実際に行動して、はじめて意味のあるものです。
しかし、実際に行動するのは、ハードルが高かったりするわけです。分かっているけど、できない、というような。


何かを学ぶときは、このどちらのものなのかを知っておくことは役立ちます。
すぐに実践できるのか、なかなか実践できないのか、の違いです。
# by maedatadashi | 2011-08-25 19:24